マグワールド店長日記
自然が作る模様
皆様は磁性流体に触れたことがありますか?
磁性微粒子の粒子が凝集しないように分散剤を混ぜたスラリ-のことです。
この液体の中に磁石を入れるとスパイク状に規則正しく並んだ不思議な形が現れます。
身近な所ではお花のダリヤが近い形に見えるかもしれません。
最近では理科の実験用で観察キットが販売されたり、YouTubeなどのビデオでも紹介されたりしていますので、一度見てみると面白いと面白いと思います。
この磁性流体は自動車ブレ-キやスピ-カ-、回転軸のシ-ルなどにも応用される開発が進んでいます。
興味のある方はこれらについても調べてみると最新の技術に触れられて面白いかもしれません。
さて、こうした磁性液体の他にも目に見える規則的な形状や模様が自然界には様々に存在します。
カタツムリの貝の曲線や蝶の翅、氷の結晶、水面の波紋、木材の年輪など上げればきりがないですが、こうした模様は数学と似た美しさや面白さがあると感じます。
数学の偏微分方程式から導かれる難しい過程などは一切わかりませんが、趣味のカメラでレンズを通して観察するだけでも飽きません。
身近な自然や生き物には様々な模様が当たり前のようにありますが、仕事で心が疲れているときなどに、改めてのんびり観察すると余計なことを考えずに時間が過ぎていくのでお勧めです。
皆様も身近な模様を見つけたら観察してみて下さい!
- 2019.10.31
- 10:18
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